意を決して飛び込んだ靄(もや)の中・・・!! 魔の物の瘴気(しょうき)が一層濃くなり、 自分でも、目を開いているのか、 恐怖心に飲まれてしっかりと閉じてしまっているのか わからなかった。 もう自分の体は、 どうにかなってしまったのだろうかと、 感覚な…
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