人離れした容姿の二人と新たな一人
職員室に用があった帰り、自分の教室へ戻る途中。
不意に視線を感じて振り向くと、彼がいた。
すると、途端に首元に痛みが走った。
「痛っ」
それから息苦しさも。
いったい、何なのだろうか?
彼は視線を外すことなくこちらを見続けている。
気味が悪くなって、急いで教室へと走った。
それから、なるべく彼のいるクラスには
近寄らないようにしていた。
白い肌に色素の薄い髪・・・
みんなの言うところの整った顔立ち。
外見はとても優れているのだろうと思う。
けれど、私は彼と視線が合う度
気分が悪くなってしまう。
まるで、幼いころから時折目にしてきた、
あの黒い靄に出くわした時のような
息苦しさを感じるのだ。
それに最近、黒い靄が頻繁に現れるようになった。
それも、今学校中の生徒が次々と謎の病に
罹っているという噂が広がっていくのに比例して。
続・・・・・・・
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*あとがき*
前回の本編第一話、盛大な間違いをやらかしましたので
編集し直しております。ぜひ?読みなおしを、お願い申し上げます。
2023年が明けてもう1か月経ちますね。
なんだかやっと、心が、自由でいていいんだ・・・と思えるように
なってきた感じがしています。この大寒波も、物理的に身体を温める
事を大事にさせられていますが、体が温まると自然にほぅっと
心もほどける様な感覚を得られます。まずは外側から、大切にして
ケアをしてあげることで内側まで届く時が来ます。
寒いのが大嫌いな筆者ですが、知らぬうちに疲弊していた精神や心を
しっかりケアできるチャンスのための期間かもしれないと、
ふと最近思い始めました。
温活=セラピーなのかもしれません。皆さん、温めていきましょう。