あの日 #23
え?
僕達の里だ・・・?
そんな・・・
まさか・・・
"壱"の女「あぁ。あの里の"伍"番以上だね。あたしが思うに。
魔の物がこの方向へ向ったってのと、
この結界の欠けの大きさからして。」
そして、僕の里の数字を有した人間が集められた。
その中には、僕の父もいた。
父 「お前・・・・
どうしたんだ!!!!
何があったんだ??
どうしてここにいる?
あぁ・・・傷だらけじゃないか!!!」
僕「あぁ・・・。父さん。
魔の物が、現れて・・・
"壱"の方が・・・そ・・の
それに・・!友を一人で闘わせるなんて出来なくて・・・!」
父「そんな・・・。
とんだ無茶を・・・。
早く帰ろう。
家で手当てをしないと。
さぁ、肩を・・・。」
父が肩を担いでくれようとしたその時
"壱"の女「待ちな。」
"弐 "の爺「"伍"番はここに残りな。
ここら一体の結界の綻 びを作ったやつを見つけなくちゃならん。」
僕の父さんの持つ数字は"伍"
父さんは、ここに残らなければならないのか・・・。
僕「父さん、僕は大丈夫だから。家でまた会おう。」
父「何を言っている?お前も俺も、"陸 "じゃないか。
ここに残れだなんて、人違いだ。
お前はこんなに傷を負っているんだ。
私たちは、里へ帰らせてもらおう。」
え・・・?
僕「父さん?」
"参"の男「何言ってるんだ?おっさん。
あんたも、あんたの息子も"伍"の数字を有している。」
え・・・?
僕も・・・?
続・・・・
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*あとがき*
乙女座新月を迎えました。
新月の日は願い事が天に届きやすい日だそうです。
こうなったらいいな・・・・とニヤついて過ごすと
一番良いんじゃないかと思いつきました。
こんなおいしい物をお取りせしたら・・・
こんなカッコいい品が手元にあったら・・・
あんな素敵な景色を見ながら一休みしたら・・・
はぁー・・・最高だぁー・・・
ということで、幸せな感覚に浸る1日としてみませんか?